「はぁっ、はぁ……疲れたぁ…」
息切れの私はそのままドアに背を預けて座り込んでしまった。
……我ながら体力のなさにびっくりするよ。
ってこんなことしてる場合じゃないや!私は下駄箱探さなきゃいけないんだった!
「すいませーん…あの〜、誰かいますか…?」
恐る恐る本棚の隙間から顔を出すけど、そこに人の気配は全くない。
あるのはズラッと並べられた本だけ。
「おかしいな…さっきは確かに人影が…」
入ったときは気づかなかったけど、ここは図書室なんだ……本の数が中学校と全然違うなぁ。
古い本の優しい匂いで、どこか落ち着く雰囲気の部屋だった。
「あのー?」
おかしいな、電気はついてるのに人はいないの?
もう、今のご時世しっかり節電しないといけないのに…
「電気のスイッチどこかな?」
ゆっくり立ち上がった私。
でも次の瞬間、思い切り棚の角に足をぶつけた。
ゴンッ!!
「いった!!!」
私はしゃがみこんで左足の小指を上履きの上から握った。
小指だけぶつけた…!地味に痛い…!だんだん痛くなってくる…!
あぁ、どんだけついてないんだ私。
きっと今日のお目覚めテレビのお目覚め占いは最下位だよ。
うん、絶対そうだ。
息切れの私はそのままドアに背を預けて座り込んでしまった。
……我ながら体力のなさにびっくりするよ。
ってこんなことしてる場合じゃないや!私は下駄箱探さなきゃいけないんだった!
「すいませーん…あの〜、誰かいますか…?」
恐る恐る本棚の隙間から顔を出すけど、そこに人の気配は全くない。
あるのはズラッと並べられた本だけ。
「おかしいな…さっきは確かに人影が…」
入ったときは気づかなかったけど、ここは図書室なんだ……本の数が中学校と全然違うなぁ。
古い本の優しい匂いで、どこか落ち着く雰囲気の部屋だった。
「あのー?」
おかしいな、電気はついてるのに人はいないの?
もう、今のご時世しっかり節電しないといけないのに…
「電気のスイッチどこかな?」
ゆっくり立ち上がった私。
でも次の瞬間、思い切り棚の角に足をぶつけた。
ゴンッ!!
「いった!!!」
私はしゃがみこんで左足の小指を上履きの上から握った。
小指だけぶつけた…!地味に痛い…!だんだん痛くなってくる…!
あぁ、どんだけついてないんだ私。
きっと今日のお目覚めテレビのお目覚め占いは最下位だよ。
うん、絶対そうだ。