「いたたた…」
「だから言ったじゃん、あんまはしゃぐなって」
「うぅ…だって花火大会なんて一年ぶりですから」
並んでいたわたあめは一旦お預けで、私は有馬先輩によって強制的にベンチに座らされた。
おまけに私の足に…有馬先輩が!!触れている!!
なんか恥ずかしいよ…!!!
「せ、先輩!大丈夫ですから!」
「…は?何言ってんだよ、こんな血出てんのに」
「いたっ」
有馬先輩がティッシュで傷口に触れた瞬間伝わる電撃。
先輩、分かっててやった!?
「ちょっと待ってろ。そのへんで絆創膏もらってくるから」
「え、ちょっと先輩!」
有馬先輩は立ち上がれない私を置いてどこかへ行ってしまった。
一瞬で人混みに飲まれちゃうもんだから、もう既にその姿は見えない。
えぇー!
「だから言ったじゃん、あんまはしゃぐなって」
「うぅ…だって花火大会なんて一年ぶりですから」
並んでいたわたあめは一旦お預けで、私は有馬先輩によって強制的にベンチに座らされた。
おまけに私の足に…有馬先輩が!!触れている!!
なんか恥ずかしいよ…!!!
「せ、先輩!大丈夫ですから!」
「…は?何言ってんだよ、こんな血出てんのに」
「いたっ」
有馬先輩がティッシュで傷口に触れた瞬間伝わる電撃。
先輩、分かっててやった!?
「ちょっと待ってろ。そのへんで絆創膏もらってくるから」
「え、ちょっと先輩!」
有馬先輩は立ち上がれない私を置いてどこかへ行ってしまった。
一瞬で人混みに飲まれちゃうもんだから、もう既にその姿は見えない。
えぇー!



