一番はじめは「漫画家のきたがわ先生」の衣服を正しく着衣した美しい女性がコーヒーを飲んでいるシーンに惚れ惚れしていた時だった。後に彼は私が「ときめく」私のコレクションや作品を「オナニーグッズ」とオカズ扱い、それを止めてくれなかったので、私は沢山の作品を失ったのだ。彼に家族扱いされたい空き巣犯人達に。
「形見分け」や「警察に落しもの届け」や「断捨離」をされてしまった。つまるところ「焼却処分」されてしまったのだ。 私は赤かぶ検事に教えてもらった穴から検出した種の遺伝子からの犯行物証というやり方で、二桁にわたる貞操喪失にたいして警察や病院を使えないはめに落とされた。ごろにゃあの同僚の「しょうがくせい」からも「麻雀パイ」という似た貞操の壊し方をされたり、「りーだー」には脇の筋を切れると想うくらい引っ張られ「痛い」想いをした。晴明さんの阿倍野で買ったタリスマンの針金がちぎれていた。
「うれっこ」からは、あるチンチン電車の見立てフルコンプに、あわされたし、ごろにゃあの清姫の三好さんと結婚を前提におつきあいしていた「こくせき」からは罵詈雑言の決闘相手にされていた。

だが、私は作品も貞操も私の命と普通の人達の様に想っていた。