そして、私が同室の丸坊主の女性患者の苛めに耐えていた頃、カラオケを使っているみたいな「ごろにゃあ」の声そっくりさんと、退院したイケメンに初恋が成就しておめでとうと婆さん達に騙されていた彼女の「漫画家のゆん先生」なりすましや、私の「コンパニオン・バードやアニマル」をはくせいにしたり、保健所でと殺済みとの嫌がらせに、私は無言で吠えていた。お忘れかと想うが私は「忘却能力すーぱーすたー」だ。だから寂しがりの彼女は私の反応に喜んでいたし、ごろにゃあになりすましできる患者の方も、私に色目を使っている素振りに怒り震えた。