何日か四肢を拘束されていたが、実姉・妹・義弟達が、私のコンパニオン・バードやアニマルを救出してくれた事を知ると、短期退院を目ざし「人形」の様に動かない様を、監視カメラに見せつけた。
そうしたら団体室に移動しないか?と言われて、大人しく従うことにした。
脳の不調の為に、私は「ウォーキングか水泳」ぐらいしか体を動かせなかったので、ほぼ米飯の腹八分以上の給食を残さずに食べていたので、悔しすぎる事に二桁体重を増加することになった。
そんな団体室の患者の中に「ごろにゃあ」の声物真似をする患者が居た。
高音過ぎて、声だけでも私は別人と想ったのだが。
その私には本人には聞こえないのだが、神石のお巡りさんが言っていた「ごろにゃあの婚約者」を名乗る大勢の訪ね人達には「騙されたのかもね?」と聞こえるくらいには「似て」いた。