「ってそんなことより、ねえ、」


どう謝ろうと考えていると、

いきなり立ち上がって10cmくらいの距離に

晴彦先輩の整った顔が近ずいてきた。


(ちょっ、なんだよ、立ち直り速すぎでしょ)


「そんなことより、ねえ、試しに付き合ってみない?」


「…………はい?」