-登場人物-
高野 翔(タカノ ショウ): 華の高校2年生。友達がたくさんいてスポーツも万能。しかし勉強は…。

大山 エリッサ(オオヤマ エリッサ): 翔と同じ高校2年生、親の都合でずっと海外に住んでおり英語は完璧その他の成績も抜群。

山口 太陽(ヤマグチ タイヨウ): 翔の友達。 小学校からの付き合いで翔とすごく仲が良い。

華山 夏帆(ハナヤマ カホ): 翔のクラスメートで幼馴染
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第1章 転校生は外国人…!?

担任「明日から転校生がこのクラスに入ることになった。誰か机一台は第三室から運んどいてくれ」

男子たち「まじか!女かな?男かな? 美人がいいな〜」
女子たち「この時期に転校って珍しいね。。。? 確かに〜……」

翔「転校生!? まじかっ!どんなやつなんだろ… めっちゃ会うの楽しみすぎる!!!やっほーーーーーーい♪」
夏帆「転校生? 私絶対仲良くしたい!」
太陽「お前らはしゃぎすぎ 笑笑笑笑」

担任「誰か暇なやついるかー?机運んでくれー」

翔「はいっ!!はいはーーーい!俺運でおきまーす!」
担任「お、高野!任せたぞ」
翔「はあああああああい」
太陽「お前部活あるんじゃねーの?大丈夫?」
翔「余裕!朝飯前のことよ♪」
太陽「あーーーそう、じゃあ俺は帰るぞまた明日〜」
翔「おう!バイバーイ!」
夏帆「私も帰るわ! 机運び頑張って笑」
翔「サンキュッ」

さー運ぶぞっ! 俺の隣空いてるし、ここでいいよな!?


翌朝…
太陽「おはよー あれ翔来るの早くね?笑」
翔「おっおっはー! おう笑 楽しみすぎで早く来てしまった笑笑」
太陽「笑笑笑笑 ほんとばかだな笑」
夏帆「おはよう〜 翔早くない?いつもは遅刻ギリギリなのに」
太陽「転校生が待ちどうしくて早く来たらしいよ笑笑」
夏帆「爆笑、早く来ても朝のHRのときしか会えないじゃんっ笑」
翔「えっっっ!?。。。。 楽しみにしてたのに…まだ会えないのかーーー(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」
夏帆「あと20分後じゃん、もう少しだよ笑」
翔「うううううー」

チャイム(キーンコーンカーンコーンキーンコーンカーンコーン)

夏帆「ほらっチャイムなったよ!」

担任「ほらー席につけ〜 昨日言ってた通り転校生を紹介する〜
ほら入って来なさい、え〜アメリカから来た大山 エリッサさんだ、みんな仲良くしてやれよ?
じゃあ自己紹介を」

エリッサ「大山 エリッサです。アメリカから来ました。日本語は喋れますが英語の方が得意です。よろしくお願いします。」

翔「おい!太陽!外国人だぜ!しかも英語喋れる美人!」
太陽「あーそうだな、お前ばかだから喋れねーんじゃね笑」

担任「じゃー大山さんは 高野の横の席に座ってください。 おい、高野! 学校案内でもしてやれ!
じゃあ、これでHRを終わる、1時間目の準備しろよー」

翔「大山さん!こっち!」
エリッサ ・・・(真顔)
翔「俺、高野翔!翔って呼んでなよろしく!」
エリッサ「わかりました。」
翔「学校案内、今日の昼休みにでもする??」
エリッサ「学校案内はいいです。大体の教室の位置は把握してありますから。」
翔「えっ、本当に大丈夫?」
エリッサ「はい」

夏帆「(すごい冷たい感じの人だね……)」
太陽「(確かに…)」

翔 (…。本当に大丈夫なのかな〜?)
「ねっ教科書ないだろ?見せようか?!」
エリッサ「大丈夫です。後から担任の先生から貸してもらう予定なので」
翔「おっおうそうか…」

エリッサ(なんでこの人私に関わろうとして来るの…疲れるわ…。)

-----------------エリッササイド------------------------
エリッサ父「 Elisa!! your school will begin from tomrrow. You have to study hard!!! Ok??? (エリッサ!明日から学校が始まる、ちゃんと勉強するんだぞ。。。」
エリッサ「 I know dad.(分かってるわ)」
エリッサ母「Elisa! You should have good experience in here, study is important but having fun is more important, you know?( エリッサ!勉強も大事だけど楽しむことも大事よ?ちゃんと楽しんで?)」
エリッサ「I know mom, thank you(分かってるわ、ありがとう)」

翌朝…
エリッサ(はあ。。今日から学校なのね、勉強頑張らなくちゃ…)

エリッサ「…………よろしくお願いします。」

翔「俺 高野翔、翔って呼んで!」
エリッサ「はい」(何この男…なんで話しかけてくるわけ?この人が隣とかありえない。はあ、この先絶対疲れるわ…)

------------------翔サイド--------------------------------

翔「おいっ太陽!!大山さん美人すぎだろ!?しかも外国人だぜ!俺、一目惚れした」
太陽「そーだねー、でも大山さん全然お前のこと相手してなかったじゃん笑笑笑 お前と大山さんじゃ釣り合わなさすぎる笑笑」
翔「おいー、親友だろーーー?そんなこと言うなよ〜〜ー」
太陽 笑笑笑笑笑笑
翔「俺ちょっと話しかけて来るわー」
太陽「あまりしつこくしすぎるなよ笑」
翔「うい」

翔「大山さーーーん!!一緒にご飯食べようぜ!?!」
エリッサ「遠慮しときます」
翔「そっか、でも一緒に食べたくなったらいつでも言ってな?」
エリッサ「はい。」(そんなこと一生ないわ、私は勉強するために学校にきてるの。)

翔「たーいーーよおおおおお! 昼飯誘ったけど無理だった。。。。断られた。。。。」
太陽「まじかよっ笑笑どんまい笑笑」
翔「なんでダメなのかな…?」
太陽「さあ????」

エリッサ(あーー早く席替え来ないかな…あんな馬鹿と関わったら私もばかになっちゃうわ!)



翔(なんで大山さん誰とも喋らず一人でいるんだろう、楽しいのかなそれで?)

------------------------------------------------------------続