"6時に、駅前きて"
そう夏樹にメールを入れた
「ごめん!まった?」
可愛い夏樹の姿が見えた思わず顔が緩む
そっから飯食って
俺たちは海に来た
俺は夏季の前で膝をついて
「ずっと俺のそばで笑ってて
…俺と結婚してください?」
指輪を差し出した
夏樹は涙ぐんで笑顔で
「はい!!喜んで!!」
と言った
結婚式の日程を決めて
籍を入れた
時間があっという間にすぎていく
幸せな時間が
ただ美央のいない時間がすぎていく
"ちゃんと見てるから"
不意に美央がそう言った気がして頬が緩んだ
「何笑ってるの気持ち悪いよ笑」
「いま、美央に言われた気がしただけ」
「なんてー?」
「ふっ、ないしょ」
「なにそれー」
美央大切なことを教えてくれてありがとう。