それから月日は流れて 卒業式 先生に頼んで美央の文の卒業証書を作ってもらった お墓には俺一人でいった 百本の薔薇の花束と卒業証書をもって 「美央卒業おめでとう」 美央が笑った気がした 美央見ててくれな そして俺はポケットに入れた指輪を握りしめて夏樹の元へむかった