男装女子。FIRST SEASON






詰め詰め詰め詰め詰め詰め詰め。


今私は、荷物を詰めています。


詰め詰め詰め詰め詰め詰め詰め。


詰め詰め詰m


ガタッバンッ


出雲「今から共有ルームに集合☆」


『今荷物詰めやってるんだけど。』


出雲「わあ、冷静に返された。」


蓮「まあまあ、ウサギ。とりあえず来い。」


『え〜。』


仕方ないなー…。











出雲と蓮に呼ばれ、共有ルームへと。


『あれ、皆さんお揃いで。』


なんと《牙狼》と《クラウン》全員いる。


『なんか、むさ苦しくて狭いね。』


ご飯の時間の時から結構思ってたけどね。


玲央「そうだな。」


隼「…全員に集まってもらって悪いな。」


百「全然大丈夫ですけど…何かあったんですか?」


隼「いや、そうじゃないが、ちょっと。」


蓮「ウサギ。」


『ん?』


蓮「ここから何人か、喧嘩をもっと強くしてくれないか?」


「「「「「「「「えっ」」」」」」」」


『え?いいけど。』


壮吾「ついでに何人かに隠密行動の技術を教えてやってほしいんだけど。」


『おk』


出雲「さらについでに何人かにハッカー技能を向上させてほしいんだけど。」


『いーよー。』


「「「「「「「「……。」」」」」」」」


結「なっなんか淡々と話が進んでいくんですけど!?」


裕翔「全く話が見えないんですけど!?」


隼「つまりこういうことだ。」


玲央「いやどういうことだし!!!!」


『つまり、みんなを強くさせろって意味だね。』


夜「大変だな。」


百「そんな他人事みたいに言ってるけど、夜もやるんだからね?」


悠太「これってどのくらいの頻度でやるんですか?」


光「来週にはもう修学旅行ですよ?」


隼「来週までにメニューをウサギに作ってもらう。」


『おk』


出雲「ついでに割り振りもよろしく♪」


『すげー人任せだけど、大丈夫?』


出雲「ウサギならまあなんとかなるかなって。」


『俺がなんとかさせるんだよね、うん、分かってる。』


分かってますとも。