出雲「……。」



『…あ。でも気になる人はいる。』



出雲「…あの日、僕と隼とルキさんと、あと羽咲が出会った男の人のことかな。」



『…そう。…ちょっと忘れてたけど。』



隼「…明らかに怪しかったな。」



『だよね…。また会おうねってどういう意味だろうね…。』



「「「「「「「「「「「「「「「「「え!?」」」」」」」」」」」」」」」」」



『え?』



光「ウサギ…それ初耳なんだけど。」



『……え?あれ?言ってなかったっけ?』



百「…聞いてない。」



『…あ、あれぇ〜…ま、まあそれは置いといて。』



隼「…ハァ…そのまんまの意味だな…また会いに来る、か。」



出雲「…可能性としてはあるね。」



壮吾「じゃあ、体育祭の時のアレはその危ない人の手下ってことかな。」



『…いや、多分違うと思う。あの人は単独行動のタイプだと俺は思う。。体育祭の時のアイツらは単純に《ALICE》に何か恨みのあるヤツらだったのかもしれない。』



遼「分かった、調べてみる。」



灯「…徹底的に潰してやる…。」



『…怖いからその顔やめようか、灯。』



悠太「…その、碧さんが亡くなったのはこの時期だよね?」



『うん。クリスマスの日だから。』



蓮「ウサギ、あんまり出歩くなよー?」



『えっ。なんで!!?』



蓮「おーい、お前狙われてんだぞ?それを理解しろ?」



『…えー、だってそんなのつまんないじゃーん。』



蓮「今までが非日常だった分、日常に戻らなきゃいけない時もあんだぞ。」



『…極力我慢する。』



蓮「おっし。まあ、春先までだからな。もし我慢出来れば、俺がどっか連れてってやる。」



『え!?ホント!!?やった!!!さっすが我らの兄貴!!』



夜「えー、いーなー。」



零「…ジトーッ」



結「ジトーッ!」



玲央「俺も連れてけよ、蓮ー。」



蓮「(苦笑)ハイハイ、わかったよ。お前らも連れてくよ。」



「「「わーい。」」」



蓮「悠太達も遠慮なく来いよー。」



悠太「ええ…いいんですか?」



百「…なんか、すみません。」



裕翔「ウチの相方が、本当に。」



光「…蓮さんって本当に男前です…。」