男装女子。FIRST SEASON













『おっほん!!!まだ私にはもう一つの過去がある。…それもみんなは一部始終は知ってるはず。』



遼「一部…始終…?」



隼「続きでもあるのか?」



『続きじゃないよ。…遼達の言うそれは外面的に、周りから見たこと。…それは所々穴が空いてる。それを今から私が話すの。…でも…。』



出雲「…でも?」



『…私は碧との約束を破ることになる。』



灯「約束って…なんのこと…?」



『…この事件は他言無用にしなければならない。そうじゃないと……最悪死ぬから。碧みたいにね。』






































それは、クリスマスの夜。



『…ホントに良かったのかなぁ…。』



碧「いーんじゃない?アイツらもああ言ってることだし!俺たちは楽しもー?」



『…そだね!そしよ!…何気に本格的なデートとか久しぶりな気が…。』



碧「……それな…。ここんところ非常に忙しかったからね…。」



『「全てはボスのせい。」』



碧「…どこに行こっか。」



『んー…いつものようにショッピングモールでゲーム。』



碧「たまにはどっか違うとこ行かない?」



『じゃーあー…分かった!!お互いのプレゼントを買いに行こう!!』



碧「あ!いいねそれ!」



『じゃあ決まり!…あ、あと…そ、その……手、繋ご…。』



碧「お、今日は積極的だな。」



『…ほっほら!行くよ!!!』



碧「はは、うん。」