男装女子。FIRST SEASON









こんにちは、ウサギです。



隼の胸をお借りして大号泣して挙句の果てに爆睡した、ウサギです。



次の日に、みんなが作ってくれた食べ物を食べました、ウサギです。



でも絶対に出雲の食べ物(?)は食べなかった、ウサギでした。



つか、私が爆睡したもんだから隼が寝室まで持ってってくれたそうで。



いわゆる姫抱っこでして。



出雲が羨ましそうに語ってくれました。



ちなみに私はまだベットに貼り付けられています。



悠太と百曰く、頑張り過ぎて脱水症状的なものになっていたそうです。



様子見に来たリーダーズが梨持ってきてくれた。



そして嬉々と語る全身真っ白なイケメン(と、だいぶ呆れてる真っ黒なイケメン(でも肌は白い))。



『もうさー、やってもらえば?』



出雲「いいのかい!?隼!!」



隼「良くねぇ。」



出雲「じゃあ隼が来るかい?!」



隼「行かねぇ。」



こんな茶番が見れたので満足。



『あ、そーいや他のみんなは?』



隼「溜まり場。」



出雲「人がいないといつ狙われるか分からないしね♪」



『確かに。…隼、出雲にも言っちゃった?』



隼「あ?…ああ、アレか。言ってない…と思うが。」



出雲「ふふふ、この世に僕が知らないことなんて一つも無いよ♪」



『デスヨネー。』



出雲「まさか君が《ALICE》のリーダーだったなんて…もう嬉しいね。」



『そうなの?』



出雲「だって、運命を感じるじゃないか!《牙狼》のリーダーと《クラウン》のリーダーと《ALICE》のリーダー。今ここに、揃ってる。これは運命と言わずして何になるんだい?!」



『力説してますが、私は元リーダーだからね。一年前くらいに辞めましたからね!』



出雲「ふふふ。」



『…何だ、その不敵な笑みは。』



隼「…どうやら、向こうは辞めたとは思ってないらしいぞ。」



『…は?』



〜〜♪



出雲「来たみたいだね♪」



ピッ



隼「…ああ。分かった。すぐ行く。…ウサギ、出かける用意をしろ。」



『……へ?』



…ちょーっと何言ってるかわかんないんですけど。