『夏休み終わるの早いよォォォォ』



九月…なのに蒸し暑い今日この頃。



ちょっと溶けかかってるウサギでした。



光「いい加減夏休みから脱却しよう?うだうだしないで、ほら学校!」



零「…眠…」



裕翔「ハイハイ零も起きるー!結とウサギ!!準備出来たなら行くよー!」



『うう…夏休みに戻りたい。夏休みに…!』



結「夏祭りのあの日に戻りたい…戻りたいよぉ…妹に会いたい…。」



『茜ちゃん可愛かったねぇ…。結よりもちゃんとしてて…双子なのにどうしてあんなに違うのかな。』



あの事件の後、日隈組は解散、組長と幹部クラスは全員逮捕。



そして再び夏休み休暇だった。



それぞれのみんなの家におじゃましたり、夏休み最終日はみんなで夏祭りに行ったり。



楽しかったな~。



あ、何回か夏休みの間に暴走族が乗り込みに来てた。



ちゃんとボコボコにしてた。



あと秋さんからの宿題。結と夜と夜な夜なやってた。



※夏休みの話については番外編で!!



『あっという間だった…。』



零「腕、大丈夫?」



『うん、もう傷跡もキレイになりつつある。』



秋「オイ…。お前らちょっと理事長室に来いよ…。」



ゆらぁっと出てきた秋さん。



『……俺は逃げる。アレはお説教タイムだ。』



光「へ、なんで?」



『多分組と喧嘩したのバレた。』



結「怒られんの?…え、俺全然関係無い。」



『俺は逃げます。』



秋「あ!!!ちなみに逃げたら今後の仕送り無いからな!!!」



『え、それ困る。もう貯金無い。』



裕翔「どんだけ使ったの!?」



『ほら、夜に部品送ったから…あと夏祭りと電車とか新幹線のお金とかで…。あと色々買ったからな…。…しょうがない、行くか。』



零「…頑張れ。」



光「零も行くんだよ!?」