男装女子。FIRST SEASON










『_____っていう感じかな。』



隼「最後結局財布の中身の話で終わったのか。」



出雲「彼のシスコンぶりはすごいよねぇ。」



壮吾「梨衣ちゃんは俺達も知ってるよ。何回か溜まり場に来たからね。」



蓮「顔はそっくりなのに性格が大分違ったのがインパクト大だよな。」



『へぇ…いつか会ってみたいけど…会ったら会ったで結が大騒ぎしそう。』



隼「だな。」



出雲「恋バナから始まって最後は財布の紐のお話…相変わらず面白いよね。」



壮吾「二日目は?」



『二年生ズは……』

























ガチャ



悠太「ウサギー?入るよー。」



『どーぞー』



玲央「うわ、広。」



夜「これが格の違いというやつか…。」



百「格の違い笑」



『見事に同じ反応するなぁ。結たちも言ってた。』



玲央「誰だって驚くわ。…ベッドもかよ!」



『そんなに驚くか。や、俺もここに来た時めっちゃ驚いたけども。今度みんなの部屋に行ってみよ。』



夜「あ、枕投げしよーぜー。」



百「いきなり思いついたかのように。」



『ホントみんな同じこと言ってて面白ブッ』



枕が顔にクリーンヒット。



『…おりゃあッ!!!』



百「わ…!」



『あー!ちょっと夜!百を盾にしないの!!』



玲央「オラッ!!」



悠太「ちょ、みんな落ち着ブッ……。」



『ちょっと悠太さーん?無言で投げまくるのやめてくだブッ』














『…結局30分くらい枕投げやってたかな。』



出雲「ああ、通りで埃っぽいと思った。」



『鬼のようにもうやってた。特に玲央に集中攻撃。』



蓮「元気だな~!」



『それから……』


















玲央「…なあ。やっぱ夜のお楽しみと言えば…アレだよな。恋愛系。」



『それ昨日もやったよ?』



百「何聞かれたの?」



『えーと、初恋の話とか好きなタイプとか?』



夜「はい、ちなみに好きなタイプは。」



『えーと身長180cmぐらいのイケメンで無言でも気まずくない人。』



悠太「凄い細かい笑」



『絶対条件は180cmね。最悪でも179cm。』



玲央「世間の男子はだいたい175cmくらいだぞ?知ってんのか?」



『知ってる知ってる。』