それは突然だった。



時計の音だけが聞こえる、静かな部屋。



偶然かそれとも必然か…



もしくは運命のどれかだ。



















夜「俺のプリンンンンンンンンンンン!!」













たった今、夜のプリンがご臨終されました。



夜「ズーン…。」



夜がプリン楽しみに勢い余って机にぶつかり、プリンは落ちてしまった。



結「夜のせいじゃない??」



『それ正論。』



夜「ズーン…。」



零「…僕のプリン、いる?」



夜「キラッ」



百「零、大丈夫だよ。ありがとう。夜は自分で落としたから、夜の責任なんだ。」



悠太「そうだよ、零。あれはね、自業自得ってやつなんだよ。」



零「…そっかぁ。」



夜「ちょっと二人とも。零がくれるって言ってるんだ。貰わないと失礼じゃないかー。」



「「夜???」」



夜「ごめんなさい。」



終始大爆笑だった。



ガチャ



壮吾「みんなー、集まってー。」



光「どうしたんですかー?」



蓮「今から合同会議を始めるぞー。」



玲央「何だよ。またなんか厄介なやつ?」



裕翔「何かあったんですかー?」



出雲「…そう…。」



出雲が深刻そうな顔をしてやってきた。



『「「「「「「「「…ゴクリ」」」」」」」」』



『な、何…?』



隼「そこまで深刻そうな顔するな。」



出雲「え?だってそっちの方がなんか面白いでしょ?」



面白さかよ。



『で、話って何。』



隼「お前の事だ。羽咲。」



『え。…?なんかしたっけ…?』



出雲「…羽咲、昨日は寝れた?」



『ギクッ』



出雲「一昨日は随分気持ちよさそうに寝てたけど…今日は隈があるね。」



『ッ…。』



出雲が顔を触って確認。



『…や、だってね?ほら、一昨日は結構たくさん寝てたからァ…。』



隼「ということだ。今日からこのメンバーの中で一緒に寝る奴決めるから。」



「「「「「「「「えっ」」」」」」」」



『…ッえええええええええええええええ!!』



…マジか…。