ガッシャーンッ



大きな音がして、後ろに振り返るとドアは蹴破られていた。大分粉々になっていた。




「お前、今から俺の学校に来い。」



彼は言った。



『…学校…?』



「ああ。」



『…行きたくない…。』



私がそう答えると



「えっ無理。」



『えっ。』



「男子校だけどもう手続き済ませたから。んじゃ明日から、いってらっしゃーい。」



破損したドアに見向きもしないで出てった彼は



『あんのクソ叔父野郎ォォォォォォ!!!!』



私のお父さんの兄で私の叔父。



彼はニコニコしながら言い放った



“お前、俺の学校に来い”



この言葉から



私の人生は大きく変わった。