若頭の私 でも、、、

「分からないんだ。自分でも。鷹取で暮らすってなって、真っ先に思い付いたのが、優に起こして

貰えない。優の食卓での笑顔が見れない、だった。他にもたくさんあるはずなのに。優の事しか浮かばな

かった。それに、優が私は鷹取で暮らすべきですって言った時、ツラかった。まるで私と居たく無いって

言われている様で。………ねぇ、百合、何なんだろうね、ホント」




百合「バカ。それぐらい、すぐ分かるよ」




「そっか」




すぐって、いつかな?




出来るなら、今すぐ分かりたいよ。




百合「香久山」




「ん?」




百合「優が、いつも香久山に言ってた言葉を、忘れちゃダメだよ」




「いつも、言ってる言葉?」




百合「うん。じゃあ、私はこれで」




そう言い、百合は出ていった。




「優が、いつも言ってた言葉」




何だっけ?




思い出せないけど、思い出したくない。




1つ優の事を思い出せば、次々と思い出して、




しまいには、悲しくなってしまうから。




うん。




今は荷造り!




そう考えて、私は荷造りを再開した。