君は…どうして

あれから夜が明けた朝。



…眠い。



布団の中でそう寝ぼける私をよそに、静夜は話していた。



内容は昨日の和夜の友達らがしつこいこと。

隠月が対応してるけれど…



「彼らはお礼と話を聞きたいって」



話し終えた静夜は私を見下ろしていた。



静夜。

隠月の双子の弟で、水色掛かった銀髪黒目の美男子。



「どうする?」



性格は基本的クール。



私の上の兄2人。

上の幻夜、下の琥珀の内、静夜は幻夜、隠月は琥珀に付いている。



幻夜兄が裏の家、琥珀兄が表の財閥。



「…」



「…一応会わないでも良いけど、そうすると和夜が気まずそうって隠月が言ってた」



ーガバッ

和夜が気まずい!?

「な…、…分かった」



何となく分かる気がして、速起き上がりそう言った。



「ホントに?」



「あぁ…」



「じゃあ服にシワ付くから、そろそろ…」

ーグイッ



布団から引きずり出される。



「…え、ちょ」



いつものことだ。

そのまま私は眠気のまま目を瞑った。