なぁんて思いながら歩いてると、校門に人だかりが出来ていた。


麻生くんだ……っ。


晴瑠「美鈴?」


『ふふ、なーんでもないっ』


麻生くん見れるなんて今日はついてるなぁ♪((←ほとんど見えてません。


?「きゃぁっ!麻生くんったらぁっ♪」


横を通り過ぎようとした時、甘ったるい声が聞こえた。


……あいら先輩だぁ…。

あいら「うふふ、これからカラオケ行きましょーよっ、二人で♪」

……2人で……。

麻生「……用事があるので。」


あいら「いっつも用事じゃないのぉっ!先輩をバカにしてる~?」

麻生「……。」


あいら「塩対応なんだからぁ♪」



あいら先輩…一生懸命話しかけてる。
……っ。
それなのに、自分は……。


晴瑠「美鈴、大丈夫。
行くよ。」

『え、あ…うん。』

晴瑠がいち早く私の異変に気づいてくれて、優しく声をかけてくれた。

ほんっと晴瑠が親友で良かったなぁ…。