騒動と松井が去り、ようやく私の休日が帰ってくる。
「やれやれね。――バフィ」
「はい」
「喉がかわいたわ。アールグレイを入れてちょうだい」
「かしこまりました」
と、館へ歩き出した私のそでを、
「ご、ご主人様っ」
弥生が呼び止めた。
振り返ると、体を強ばらせ、顔を真っ赤にした大和撫子が、もじもじと立っている。
……なんか、松井と一緒にいた時とは、ずいぶん違うわね。
「わ、わたくしめにも、なにか、ご、ご指示を……!」
やけに熱の入った声。
私に仕えることに誇りを持ちなさいとは言ったけど……
ほんの少しヤな予感を覚えながら、
「じゃあ……スイーツでも用意してちょうだい」
「仰せのままに!!」
そして彼女はボロボロのメイド服のまま、煙を一切立てない豪速で館に消えた。
その反応を見て、バフィがそっと耳打ちしてくる。
「彼女は……お嬢様の力に当てられたようにございますね?」
「みたいね」
と苦笑。
どうも、さっき見つめたのが問題だったみたい。
いたた……失敗。これから弥生にはつきまとわれそうだわ……。
「やれやれね。――バフィ」
「はい」
「喉がかわいたわ。アールグレイを入れてちょうだい」
「かしこまりました」
と、館へ歩き出した私のそでを、
「ご、ご主人様っ」
弥生が呼び止めた。
振り返ると、体を強ばらせ、顔を真っ赤にした大和撫子が、もじもじと立っている。
……なんか、松井と一緒にいた時とは、ずいぶん違うわね。
「わ、わたくしめにも、なにか、ご、ご指示を……!」
やけに熱の入った声。
私に仕えることに誇りを持ちなさいとは言ったけど……
ほんの少しヤな予感を覚えながら、
「じゃあ……スイーツでも用意してちょうだい」
「仰せのままに!!」
そして彼女はボロボロのメイド服のまま、煙を一切立てない豪速で館に消えた。
その反応を見て、バフィがそっと耳打ちしてくる。
「彼女は……お嬢様の力に当てられたようにございますね?」
「みたいね」
と苦笑。
どうも、さっき見つめたのが問題だったみたい。
いたた……失敗。これから弥生にはつきまとわれそうだわ……。

