「先ほどの動きで悟りました。弥生さん、アナタは人間ではなく、人狼ですね?」
人狼……
「ほっ、さっすがバケモン同士! わかりあうのが早いなぁ、弥生?」
否定しない松井の言葉に、手を体の前、楚々として立っていた弥生が、うなずく。
「さすがはバフィディスカル・ルックンデルト・ヴァン・ピ・アン……私たちと月を取り合う種族ですね。たったあれだけの手合わせで見抜きましたか」
バフィは、くたびれた表情。
「それはわかります。どれだけの時を、アナタ方と過ごしたことか……」
一瞬、弥生が苦笑したようだった。
バフィ――吸血鬼と人狼は、月を巡る宿敵だ。
本当に、どれだけの年月を、血族で戦ってきたのか……見当もつかない。
「どんなに冷たい表情で隠しても、獰猛な獣のにおいは消えません。私は少々、鼻が利きますので?」
人狼……
「ほっ、さっすがバケモン同士! わかりあうのが早いなぁ、弥生?」
否定しない松井の言葉に、手を体の前、楚々として立っていた弥生が、うなずく。
「さすがはバフィディスカル・ルックンデルト・ヴァン・ピ・アン……私たちと月を取り合う種族ですね。たったあれだけの手合わせで見抜きましたか」
バフィは、くたびれた表情。
「それはわかります。どれだけの時を、アナタ方と過ごしたことか……」
一瞬、弥生が苦笑したようだった。
バフィ――吸血鬼と人狼は、月を巡る宿敵だ。
本当に、どれだけの年月を、血族で戦ってきたのか……見当もつかない。
「どんなに冷たい表情で隠しても、獰猛な獣のにおいは消えません。私は少々、鼻が利きますので?」

