陽「確かに。」
奏「姉ちゃんはこれでいいの?
2人で出かけてこればいいのに。」
「いいの。みんなで出かけるのも久しぶりだから。
楽しいよ!」
奏「姉ちゃんがそう言うならいいけど…。」
直「久しぶりに奏心も羽を伸ばせ。」
奏「うん。」
気を使ってくれたのかみんな海に向かって走って行った。
私たちは大きく立てた、テントの下にいた。
「空輝も行きたかった?」
空「まぁ、海に来たなら行きたいけど。
結愛が側にいてくれるだけで
俺は幸せだし、楽しいからいいよ。」
「空輝。私も、空輝が側にいるだけで幸せだよ!」
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蒼「あそこだけ、世界が違うね。」
雅「真夏だな。」
奏「俺は姉ちゃんが幸せなら嬉しいけど。」
蒼「奏心はいい弟だな。それに比べ総長は……。」
直「近い、近い。もうちょっと離れて!」
陽「…………。」
雅「陽翔も偉いな。」
陽「俺は結愛が笑ってくれてるなら、それでいい。」
蒼「よし!今日はパァーっと海を満喫するか!」
雅「だな!」