「あ」
と、美音が声を上げた。
それと同時に、ギャラリーがわっと盛り上がる。
突然倍ほど大きくなった歓声に私はびくりと肩を跳ねさせた。
あれあれ、と指をさして教えてくれる美音。
視線の先には、青いユニフォーム姿のソラちゃんがいる。無邪気な笑顔を浮かべながら、大袈裟なくらい大きく両手を振っていた。
「ファンサ並みじゃね」美音が苦笑する。
確かに、ギャラリーの反応がそのせいだとすれば、ソラちゃんは軽く有名人だ。
そんなことを考えながらぼんやりとながめていると、心做しか不貞腐れたように唇を尖らせるソラちゃん。
その様子を見兼ねたように、同じくユニフォーム姿の嘉宮くんがソラちゃんの後ろへ回り込んで指を指してきた。その指先がこちらに向いているような気がする。
「ねぇ愛華、無視はよくない」にやにやと口角をあげなから美音が言う。
「え、私?」
「どう見たってそうじゃん」
振ってみ?と促されるまま胸元で軽く手を振ると、ソラちゃんはあからさまに嬉しそうな顔をする。確かに、私の反応を待っていた、で間違いなかったらしい。
と、美音が声を上げた。
それと同時に、ギャラリーがわっと盛り上がる。
突然倍ほど大きくなった歓声に私はびくりと肩を跳ねさせた。
あれあれ、と指をさして教えてくれる美音。
視線の先には、青いユニフォーム姿のソラちゃんがいる。無邪気な笑顔を浮かべながら、大袈裟なくらい大きく両手を振っていた。
「ファンサ並みじゃね」美音が苦笑する。
確かに、ギャラリーの反応がそのせいだとすれば、ソラちゃんは軽く有名人だ。
そんなことを考えながらぼんやりとながめていると、心做しか不貞腐れたように唇を尖らせるソラちゃん。
その様子を見兼ねたように、同じくユニフォーム姿の嘉宮くんがソラちゃんの後ろへ回り込んで指を指してきた。その指先がこちらに向いているような気がする。
「ねぇ愛華、無視はよくない」にやにやと口角をあげなから美音が言う。
「え、私?」
「どう見たってそうじゃん」
振ってみ?と促されるまま胸元で軽く手を振ると、ソラちゃんはあからさまに嬉しそうな顔をする。確かに、私の反応を待っていた、で間違いなかったらしい。
