愛色SHERBET

生徒達はそれぞれの部活動に励んでいる時間だ。

新入生(1年生)や転入生である私は、まだ部活動が決定していない為1週間程は部活動見学だが、美音は去年に引き続き合唱部だと決めているらしい。

今はバスケ部の見学に来た私に付き添ってくれているけど…


「今日は部活休みなの?」

「あーうん、そんな感じ?」
美音が困ったような顔をする。
ちょっと訳アリらしい。


眉を八の字にしたまま自身の長い茶髪を指で軽くすいた。


美音の髪は、腰までの長さがありながら指に絡まる様子もない。天然パーマがコンプレックスでストレートパーマをかけることで癖を誤魔化している私からすれば、今すぐにでも取り替えてほしいくらいに羨ましいストレートヘアだ。
しかも、綺麗なほんのりブラウン。




やっぱり美音はものすごく美人だ。



ぴんぴんのストレートヘアもそう思う理由の一つかもしれないが、なにより小顔で目鼻も整っているし、体格も華奢だ。


通常よりも大分丈の短いスカートを履いている美音の姿に、惜しげも無く脚を出せるのが羨ましい、なんて心からそう思う。




まるでお人形さんのような容姿はどこぞのお嬢様って感じだ。

時々…いやかなりの頻度で雰囲気に似つかわしくない口調が垣間見るのが、見た目とのギャップを感じるところだけれど。




なんか、誰かに似てるんだよなぁ…