綺麗…。


キラリと光る指輪のサイズはピッタリ。


そして…、




「お揃い?」


「そ。」




奏多の首筋を見ると、いつもはしていないネックレスをつけていた。


正面を向き直して、彼の首元を見れば私と同じリングがぶら下がっている。




「あー、もう!大好きすぎる!ずっと隣にいてね!」


「もう離してやんねーよ。」




今年のクリスマスは、今までで1番甘くて思い出になった日でした。