「桃さん、何か飲みます?」
「うん!」
1時間くらい騒いで疲れた私は、ドバっとソファへ座った。
その横で芽衣はクールに雑誌を読んでいて、本当に大人の女だと再実感する。
それからしばらく経って、シュウトがバイクをいじっていたから、それを隣で見ていた。
すると、ガチャっとドアが開く音がした。
続いてコツコツと数人の歩く足音が響く。
大きな期待を胸に、パッと顔を上げると歴代総長さんと現幹部のみんな。
その中にはもちろん、奏多の姿もあった。
「こんばんはっ!」
「おう、桃。久しぶりだな。」
「お久しぶりです。」
前を歩く歴代総長さん達に軽く挨拶をすると、笑って返してくれる。
奏多の彼女として、これくらいのことはしないといけない。
私がしっかりしてないと、奏多までそう言う目で見られてしまうから。
「あ、桃。これやるよ。」
「わ、チケット…、いいんですか?」
「あぁ、奏多とでも行ってこい。」
「ありがとうございます!」

