迎えに来てくれたのは1つ年下のシュウトとリョウ。
ふたりからメットを受け取り、私はシュウトのバイクの後ろへ乗った。
夏のバイクは本当に気持ちよくて、風邪を切るその爽快感がとてつもなく最高だった。
信号無視はもちろん、大型トラックに擦りそうになりながらも到着した喜連の倉庫。
「ここでしてるの?」
「いや、集まり自体は別なんすけど幹部の皆さんは話あるんで今はそこで。」
「そうなんだ?」
シュウトにメットを返しながら、説明を聞いていたけどいまいちわからない。
とりあえず、奏多は今幹部室にいるってことでいいんだよね?
「奏多さん待ちます?」
「うん、待っておこうかな。」
「芽衣さんは?」
「私も待っとこっかな。」
夜の9時半。
大好きな喜連の倉庫についた私たちは、下っ端の子達と一緒にいつも通りはしゃいだ。
トランプをしたり、ロシアンルーレットをしたり、恋愛話をしたり。
尽きることのない笑い声。

