「美古都さん。離さないし、逃がさないから、安心してここに居てね?」


「そうね、イケメンだからモテるし、ハラハラさせられるのかしらねぇ。仕方ないけど、一緒に居てあげるわ」


そんな返事をくれた彼女。
気付いてくれてる?
俺、本気で離す気ないから。


もう、次の行動を控えているのを彼女はまだ知らない。


この後、最短で更にしっかりとプロポーズをすると、また新たな顔が見られたけれど。
それは俺だけの大切な記憶だから内緒だ。


とにかく、やっと捕まえた愛しい人と幸せになる努力は怠らない。


残念なイケメンSide Fin