「慎!先行ってる!」




(正雄め!ニヤニヤしてやがる!!)



「あ・ああ!」



「何?」



「あのね、1組の先生が山崎君に話があるみたいなの。
この後、先生の話聞きに行ってくれる?」




「俺何もやってないよ?」


「そうゆう話ではないと思うから!」



「やだよ。先生が聞いてよ」



ちょっと甘えてみた。



「それが教えてくれないのよー!!
どんな話なのかしら?
だから先生の所行ってみて!?」