「はい、おはよー。はい、おはよー……」




今日も校門前に立っている先生に頭を下げ、あの日以来一緒に来ている正雄達と校門をくぐった。





改めて実感する。




駐車場には先生の車が停まっている。




そして教室も昨日までとは違い明るい感じ。



蛍光灯取り替えた?と思ってしまうほどだ。




でも、話をしたりじゃれてたりする光景は昨日と変わらない。



次々と教室に入ってくるのも。




そんな光景をクラスの奴に言われるほど




「ん?何だよ武」



「い・いや!何でもねーよ!」



武はニヤニヤしながら見ていた。




「そんなに楽しみ?皆のリアクション」



「ああ!スゲー楽しみ!
絶対びっくりするぜ!」



ってボソボソと篤史と武――校門くぐる前もそう話してたけど。



すると