「うん。読んだ。
読む前はやっぱり恐かったけどね。

本当にすいませんでした・って書いてた。
後、学校に電話をした日にはもう学校を辞めていたので、これからは実家で一からやり直すつもりです・って」




やっぱり恐かったけどね――そう本音を聞けて嬉しい。




「そうか。
凄いじゃん!!先生!」




そう言うと電話の向こうの先生は少し照れてる?と思わせる口調で




「あはは!ありがと♪

校長先生に宛てた謝罪文もあってね、実家の住所と電話番号が書いてあったらしいの。
校長先生、書いてあった番号に電話して居るのを確認しました・って。今…」





先生はアイツが居るというある地名を教えてくれた。