先生また……ビクビクした恐怖の顔……




家に居ないから今度は学校に……って事か。


まー学校なら確実に居るからな……


でもアイツも学校で一様……仕事中……だろ?


信じられねー




ここまでするとは予想外だった。




俺が片方の手で先生の頭を撫でていたら
先生は袖を掴むのを止めて



「……グスッ……はぁー」



「………」



俺は先生の眼鏡を外し
制服の中に着ていたロングTシャツの袖で先生の涙を拭いた。




「あ・ありがとう……服…汚しちゃったね……」




「全然。……立てる?」



そして先生は立ち上がりスボンのほこりを払って――気を付け。




俺は先生の両腕を掴み



「よし!!……また電話きたらすぐメールして?」



正直――学校に電話……は俺にはどうする事もできない。


できる事は……話を聞いて落ち着かせる……事。




「うん」



「大丈夫……大丈夫だよ……お」









「な・・何やってるんですか!!あなた達はっ!!」





下を見るとそこにはおばさん教師が立っていた。