それから俺はウーロン茶を飲んでいたけど、時刻はもう11時半になっていたので




「じゃ俺、そろそろ帰るよ」




すると
ずっとお酒を飲んでいるのに全然酔ってない愛可さんが



「泊まっていけば?」




「明日バイトなんすよ。だから帰ります」




「そっか残念!」




そして帰る用意をしてると少し酔いが覚めた先生が



「でも…明日バイト昼からじゃないの?」



「そうだけど…まだJRあるから」



「…ふーん」



先生……そんなに残念そうな顔しないでよ……。



このまま居たくなっちゃうじゃん……。



でも愛可さんに悪いから




「…帰るよ先生」



「…うん」




「…愛可さん帰ります」




そして




「慎君またおいでね!」



「はい」



そして俺はショボーンとしてる先生の頭をポンと触り


「明日も電話するから…月曜ね先生」



「うん。気を付けて帰ってね」



「うん。じゃーね先生。
愛可さんお邪魔しました!楽しかったです」




そして俺は愛可さんの部屋を出た。