6月下旬



先生にとってこの時期は去年同様悲しくて泣きだしそうな位辛い時期のはず。



でも、先生は学校に居ても元気で電話でも



「あっ!!山崎君!特別授業断ったみたいだねっ!
やっぱりバイト続けたいから?」



「うん。それもあるけど、自分なりに勉強しようと思って」



「えっ!!って事は?」




「大学行くよ。まだどこ行きたいとか無いけど」




「そっか!!これでまた1人進路決まったわっ!!」



「……先生また1人って」



「あっ!気にしないでー!!あはは!」




笑っていた。




後、先生は