「俺と付き合ってよ」




「!!………」



一瞬呼吸が止まった気がした



(い・今なんて?なんて言った?た・たしか……)





「先生………好きなんだ」




(私を………好きだと言っている。
だから付き合って………と)




「な・何冗談を言っているの!そんな事言うのやめなさい!」





「せん!」




「私もう職員室戻らなきゃいけないから。じゃ、気を付けて帰ってね」




私は早歩きで教室を出た。