「山崎君、鞄?」



(な・なぜここに先生が………)



「う・うん」



(お・落ち着けすぐ帰ればいいんだ!)



自分の席に鞄を取りに行く


「あっ!先生の話聞いた?」



(やっぱり話したい……
帰るのやめた)



俺は進路指導室で言われた事を話した。



「凄いじゃない!!
バイトもしてるんだし、ゆっくり考えてみるといいわ。
でも何でこんな凄い事教えてくれなかったのかしら!」



(バイトの事憶えててくれてたんだなーでも……)



「先生には凄い事なんだ?」