ガチャッ...!!! 急いで玄関を開けると、幼馴染と鳴海が まだ楽しそうにしていた。 咄嗟に、俺は 背を向けている幼馴染を後ろから抱きしめた。 ...何故、こんな事したのか分からない。 けど... 「コイツ、俺も欲しい」 自分でもコントロール出来なかった。 幼馴染を、鳴海に取られたくない。 ただ一心だった。