余裕のない透和には、私も動揺してしまう。 「し、仕方ないじゃん。 委員会なんだもん...」 そう。私の委員会...図書委員は年末なので 大忙しなのだ。 だから、委員会の男子達とも協力するのも仕方なく...。 「はぁ...心配」 「な、なによっ! 私だってやりたくなかったもん!」 ...めんどくさいけど。 男子の先輩に泣きそうな顔で頼まれたら断れないじゃん。