「いや、なんとなく...」 頭をポリポリとしながら言う透和。 「ふっ、へんなの〜」 そーいうと、透和は下を向いて黙り込んだ。 「...そーだよ。 俺、昨日から本当に へん...」 途端、顔が赤い透和に 何故か恥ずかしくなった。 緊張したり...嬉しくなったりするのは、私だけじゃないんだ。 「透和、私も変な人だよ」 透和の顔の赤いのが私に移っちゃったように、顔が熱くなった。