「お前、ほんとチョロいよな」
学校の帰り道、玲斗はふっと笑って、私の頭をポンポンと撫でた。
「な、なにそれ!バカにしてんの!?」
「してねぇよ。可愛いって言ってんの」
(もーっ、ほんとこういうとこズルい…)
付き合ってからの玲斗は、思ってた以上に甘くて、意地悪で、ドキドキばっかりさせてくる。
だけど――
そんな幸せな日々は、突然やってきた“違和感”に、簡単に揺らぎ始めた。
学校の帰り道、玲斗はふっと笑って、私の頭をポンポンと撫でた。
「な、なにそれ!バカにしてんの!?」
「してねぇよ。可愛いって言ってんの」
(もーっ、ほんとこういうとこズルい…)
付き合ってからの玲斗は、思ってた以上に甘くて、意地悪で、ドキドキばっかりさせてくる。
だけど――
そんな幸せな日々は、突然やってきた“違和感”に、簡単に揺らぎ始めた。
