この頃、神さまは忙しいご様子です。 もう三日は寝ていらっしゃらないの。 朝から晩まで、 あっちこっちを忙しそうに駆け回っていらっしゃる。 だから私とも遊んでくれないの。 いつもは『にゃー』と可愛らしく鳴けばおひざに乗せて撫でてくださるのに。 それがないのがなんだか寂しいな。 神さまにとっては三日も一年も、なんなら100年だって同じ一瞬だろうけれど私にとっては違うのに。