タエはそう理解した。 このストラップはさっそく宝物箱に入れておかなきゃ。 「じゃぁ、まだご飯を食べにくるからね」 「はい。ありがとうございました」 タエは手を振って帰って行く幸太郎へ向けて、深く頭を下げたのだった。