「着きました」

「あぁ、ありがとう」

そう返事をし、倉庫の俺の部屋まで運ぶ。

さっきは暗くてよく分からなかったが、
綺麗な白色の髪をしている。

顔はまだ幼さがあり、熱で顔が火照っている。

ベットに下ろし、熱冷まシートを貼る。
冷たかったのか顔が歪む。

「ふっ」

思わず笑いが出てしまった。

「早く良くなってな」

俺は自分からこんな言葉が出るとは思わず驚いた。

そっと女の子の髪を撫で、
必要なものを買いに部屋を出た。