「ごめんね、僕も急に掴んだりして」

如月空が悲しい顔している。

私が悪いのに…
そんな顔しなくていいのに…

「いえ、少し驚いただけなので…」

「…っ。」

ーガチャ

「空〜?

あっ!起きたんだ!良かった〜」

如月空が何か言おうとした時、扉が開き可愛らしい声が聞こえてきた。