記憶を失くした少女【完】




「………あぁ。しかし、まずどこかでお前と会わねぇとな。情報提供もそうだが、これが罠だったらたまんねぇ」

「……………わかったぁ」


「待ち合わせは繁華街にある○✕○。時間は昼間。その方が逆に目立たねぇからな」


昼間は学校だけど………………どうにかすれば怪しまれずに抜け出せるよね?


「そこで大丈夫。では………………」


これで大丈夫。後は向こうに任せるだけ…………………。