妻を失って1週間、俺は娘をアパートの一階で1人世話をし、育てていた。もちろん、名前も付けた、葵衣だ。

思っていたよりも育児って大変だな…
実家に帰った方がやっぱり良かったのか…いや、今はダメだ。

実を言うと、妻のさやかとの結婚に俺の両親は酷く反対していた。それに、理由を聞いてもはっきりとした理由を話しててくれなかった。
だから俺は絶対に葵衣を1人で育てて見せる!!


そして、ある日、とんでもないことが起こった。
いつも通り葵衣のオムツを替えて、ミルクを飲ませているときだった…
「傾けすぎ!こっちだって飲むペースがあるのよ!」
「はいはい、すいませんねぇ」
って…葵衣がしゃべった⁉