想い出のその先に

家を出て少し歩くと
佑亮と美穂ちゃんが歩いていた。
わたしは足早に通り過ぎろうとしていた。
「おい、美菜。今日話がある」
わたしは無視した。
そしたらわたしの肩を佑亮がつかんできた
「話を少しは聞けよ」
「佑亮、美菜ちゃんと話って何?」と
美穂ちゃんが佑亮に聞いてきた
「今後の話」
「わたしも一緒に居てもいい?」
「悪いけど二人で話したいんだ。別にやましいことしないから。頼むから信じてくれ」
「・・・・わかった」と美穂ちゃんは納得した。
「美菜、昼休み弁当持って屋上」
「・・・・わかった」
わたしはうなずくしかなかった。