登校班の集合場所についた。二十分集合で、今は十八分ぐらい。よかった、間に合った。
ホッと安堵していると、
「あっ、おはよ~。早いね」
と言いながらユメが来た。ユメは徒歩五分で着くところに住んでいる。ご近所様だ。
ユメは僕を見るなり、あっ、と言った。
僕は、頭がフワッとする。今朝の夢のせいだ、絶対。
だって、かーくん、ゆーたん、だぞ?そんなの…な。もう考えたくない。ニヤニヤしてしまいそうだ。
「カイ」
いきなりユメが話しかけてきた。
「あっ、え。な、なに?」
僕はびっくりして、変な返事をかえした。
ユメは、
「好きな人…いるの?」
と聞いてきた。いきなり、しかも朝から。
僕は、ユメになら、言っても大丈夫かと思い、こう答えた。
「隣のクラスの、霙って子」
ユメは、ミゾレ…と言って、考えている様だった。
実は、霙からラブレター(?)をもらって、返事を考えているところだった。結果、意識しまくって、好きになってしまった。
「え、じゃあ、あさみんは?」
ユメは聞いてきた。えっ…と答えて、黙る。
あさみんって、朝日ちゃんのことだろ?それで、どう思うか、だろ?
そして、
「友達、かな」
と答えた。なんか、凄く今更だけど、初めてのユメとの恋バナにドキドキしてきた…。
「で、どうしたの急に」
僕はユメに聞く。ユメは下をむいた。
「あの、ね…」
「結萌ちゃん!海くん!おはよう!」
と、登校班が一緒の一年生が来た。ユメは、早変わりの術で、おはよーと答えている。
一体、なんだったんだろうか。
ホッと安堵していると、
「あっ、おはよ~。早いね」
と言いながらユメが来た。ユメは徒歩五分で着くところに住んでいる。ご近所様だ。
ユメは僕を見るなり、あっ、と言った。
僕は、頭がフワッとする。今朝の夢のせいだ、絶対。
だって、かーくん、ゆーたん、だぞ?そんなの…な。もう考えたくない。ニヤニヤしてしまいそうだ。
「カイ」
いきなりユメが話しかけてきた。
「あっ、え。な、なに?」
僕はびっくりして、変な返事をかえした。
ユメは、
「好きな人…いるの?」
と聞いてきた。いきなり、しかも朝から。
僕は、ユメになら、言っても大丈夫かと思い、こう答えた。
「隣のクラスの、霙って子」
ユメは、ミゾレ…と言って、考えている様だった。
実は、霙からラブレター(?)をもらって、返事を考えているところだった。結果、意識しまくって、好きになってしまった。
「え、じゃあ、あさみんは?」
ユメは聞いてきた。えっ…と答えて、黙る。
あさみんって、朝日ちゃんのことだろ?それで、どう思うか、だろ?
そして、
「友達、かな」
と答えた。なんか、凄く今更だけど、初めてのユメとの恋バナにドキドキしてきた…。
「で、どうしたの急に」
僕はユメに聞く。ユメは下をむいた。
「あの、ね…」
「結萌ちゃん!海くん!おはよう!」
と、登校班が一緒の一年生が来た。ユメは、早変わりの術で、おはよーと答えている。
一体、なんだったんだろうか。

