「え、付き合ってるの?」
杏色(あい)は呆然としている。
無理もない。
だって杏色は将が好きだから…。
一方、叔母と叔父は、
「将、大丈夫なの?」
「そうだぞ。
友梨は給料がないから、お前だけの稼ぎだけで友梨を養っていけるのか?」
先程から将を心配していて、あたしを見ない。
「それも前から考えていたんですけど、おかしいですよね。
友梨さんは確かに事件を起こしましたが、それとこれとは話が違う。
少しでいいんです。
友梨さんに、給料を与えてあげてもらえませんか?」
将はあたしの変わりに、叔母と叔父に頭を下げてくれた。
「そうだよ、お父さん!
お給料なしなんて酷すぎるよぉ」
愛娘の杏色に言われて、叔父も渋々、承諾してくれた。
杏色(あい)は呆然としている。
無理もない。
だって杏色は将が好きだから…。
一方、叔母と叔父は、
「将、大丈夫なの?」
「そうだぞ。
友梨は給料がないから、お前だけの稼ぎだけで友梨を養っていけるのか?」
先程から将を心配していて、あたしを見ない。
「それも前から考えていたんですけど、おかしいですよね。
友梨さんは確かに事件を起こしましたが、それとこれとは話が違う。
少しでいいんです。
友梨さんに、給料を与えてあげてもらえませんか?」
将はあたしの変わりに、叔母と叔父に頭を下げてくれた。
「そうだよ、お父さん!
お給料なしなんて酷すぎるよぉ」
愛娘の杏色に言われて、叔父も渋々、承諾してくれた。